ハッピーボイスの山口ゆりえです。

あっという間に8月も半ばを過ぎ、
今年もあと数ヶ月であることを
実感します。

先日の10分間スピーチは、
無事に務めて参りました

10分は、、、あっという間でした

ただ、正直に申し上げると、
この日はいつになく最初は緊張しました。

栃木県女性経営者 すみれ会例会での、発表。
その日は発表が例会のテーマであったこともあり、発表者は8名。
因みに私は、、、一番最後のトリでした!

事前の準備は、
段階を踏みながら、
話題をメモにして書き出す。
取捨選択をしながら、
スピーチシートに分けて書き出す。
それだけでも話すことは出来ます。

しかし、
やはり念入りな準備は、
ここから原稿に繋げていくことが大切になります

正確な時間が設けられている際には、
原稿を作りタイムを計りながら練習する。

そして、本番では原稿を見ない

因みに、本番で大切なことは、
原稿通りに話そうとしないことです。

思い出すことだけに気を取られ、
感情豊かなスピーチにならないからです。

前置きが長くなりましたが、
上記の私の考えの元、
準備をして挑みました。

とは言っても、さすが皆さんリーダーの方々。
規定の時間をオーバーすることなく、
しっかりと伝える姿は流石でした

恥ずかしながら皆さんの姿を拝見しながら、
「万が一プロの自分がオーバーしたらどうしよ〜」なんて、
普段では感じないような緊張感が湧いてしまいました

こういう瞬間は、
大会場で司会をしたり、一人で講演する時よりも、ずっっと緊張しますね

でも、私としては適度な緊張は必要だと思う人間なので、まあ、そんな時も有りかな〜なんて思うのであります
(全く緊張がなくなると、油断が生じる恐れがあるからです)

今回私はパワポを使わずに、
お配りしたリーフレットをご覧頂きながら
話しました。
ワイヤレスマイクを持ち、
60名程の方々の前に立たせて頂きました。

「3つの業務とコンプレックスを強みに変えるまで」と題して話しました。

司会・ナレーション、イベント・セールスプロモーションの3つの業務。

先ず始めに司会・ナレーションは、
私が学生時代だった頃に遡ります。

芝居が好きで、ワークショップに通ったりするものの、何とも上手くない。
アルバイトで経験した、イベントの仕事に興味を持つ。
何か楽しそう〜。マイクを持ってステージで話してみたい。。。
と思うものの、最初から任せられる訳はなく、ティッシュやチラシ配りから始まりました。
最初は、マイクを持つ以外はやりたくないと変な拘りを持っていましたが、
「出来る人はどんな仕事も、イキイキと取り組む」ことに気付く。
後に、出来る人はくだらないプライドを持たないことを知る。

その後マイクを持ち、携帯電話や自動車の紹介もできるように。

そして、本格的に司会の仕事をするようになってからは、アナウンスの勉強をしていないことにコンプレックスを感じるようになりました。
発声や発音は習得していても、
洗練された話し方には自信を持てずにいました。
考えた末に、アナウンススクールで基礎から学ぶことに。
そこで一緒になった人達は、皆キー局を目指す女子大生達。
当時の私はその時既に20代半ばになっており、自分より若く魅力ある女性達の中で、何とも場違いな自分を感じていました。

それでも、毎回行われる時事問題の小テストの勉強や、ナレーションの練習や話の組み立て方を必死で学んでいきました。

応用クラスまで進みましたが、
自分はそんなに活躍できる器ではないと思い、普通に今まで通りに司会の活動をすることに。

ブライダル、イベント、記念式典、
トークショー等々。きっかけを頂いた事には、何でも取り組むようにしていました。

多くの経験を重ね、今後を考える転機となった仕事がありました。

ある大きな周年行事の仕事。
この時の私は、司会ではなく影アナ。

司会は芸能人の方。
ベテランの方とご一緒できたことは貴重な勉強に。
それと同時に、一般人の自分は、
出来ることを増やさないと仕事が広がらないことも感じました。

そのような思いから今までの経験を土台に、
原稿作成や細かい企画力も可能にしたいと考えていくようになりました。
それがセールスプロモーションとした、
取り組みのきっかけに。

異業種の方とセミナーを企画して、自分も講師として登壇した企画を実施。
その後も、企業様の新事業のプロモーションのお手伝いとして、
女性向けセミナーやショールームのイベントにも携わりました。

そして、仕事を進める上でやはり認知度も大切であることに気付く。

ホームページがなかった時には、
人の縁と評価が全て。

その中で、何かの媒体に出ていることは重要であり、
私の場合は地元のリビング新聞でした。
カルチャー講師として既に8年目になります。
とは言っても、当時講師の話を頂いた時には、自信なんて全くなし。

いい加減な気持ちで教えることなんてできない!と、自ら再び都内へスピーチスクールへ通いました。
基本からコツコツと始め、インストラクターコース終了まで、ガツガツと学びました

演劇でもアナウンススクールでも、どこかコンプレックスを感じていた私でしたが、
この時は落ち着いた気持ち心に余裕が
出来ていました。
そのお陰で、在籍中に開催されたスピーチコンテストでは優勝。
後に「山口さんのスピーチを聴いて、上手くなりたいと思った」と受講生に言われた
時には、ようやく自分に自信が持てるようになった気がしました。

長年続けている講座では、いつも新たな縁が広がることを実感しています。

講座以外に、研修やスピーチレッスンを行い、広がりを作るのも、自分の経験と気持ちの在り方なんだと感じる日々。

このような自分ですが、
私を信じてくれた後輩が出来たのもまた喜びの一つ。

時々、元気を出したい時に眺めるミニノートとカード。

もう5年程前になるのかな。
ある一人の20代女子から、
私の誕生日に「高価なプレゼントじゃなくてごめんなさい」
「ゆりえさんの雰囲気に合っていると思って」と言って貰いました。

カードに書いてくれた言葉を見ると、
今も嬉しくなります

素直に出会いを喜んでくれると、
嬉しいことに気付く。

今は離れた場所から活躍を応援してます

少々話題を加えていますが、
改めて振り返ってみました。

このように、
自分をしっかりと語る機会があると、
過去を改めて振り返ることができ、
気付かなかったモノが見えてくる。

決してカッコ良くはないけれど、
なんとか一つのストーリーが出来上がる。

正直、
カッコ悪いことは話したくないと思っていました。

頭ではさらけ出すことがその人らしさなんて分かっていても、
なかなか難しい。

伝え方や考え方が異なるように、
さらけ出せるまで
時間がかかる人間もきっといる。

それはそれでいいんじゃないかな、
と思う。

経験を積みながら、ゆっくりじっくりと自らのストーリーを語っても、
きっと悪くはないはずです。

今回、「新たな話が聴けてよかった。」と言って頂いたり、
「今度講演してほしい」と言って頂いたり。。。

有難い気持ちと、恥ずかしい気持ちです。。。
もっともっと精進致します

自らを語ること。
当然ながら、上手い下手はないと思いますが、
共感して頂いた時にこそ、
「伝えてよかった話」になるのだと思いました。

機会を頂いたら、
今後も丁寧に準備して話してみたいです

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