ハッピーボイスの山口ゆりえです。

この度、信頼を寄せているWebデザイナーさんに大変お世話になりました。

緊急事態に素早く対応してくださり、的確なアドバイスに大変救われました。
(尚、無事に解決できました。)

「技術」と「知識」と「想像力(相手目線線)」
この3つを兼ね備えていてこそ、プロなのだと痛感した次第です。

今から5年程前に遡ります。
ホームページをリニューアルしたく、打ち合わせをしました。
その際に、ご自分が過去に携わった制作物を紹介頂きました。
その中には、私の高校の同級生が女将を務める料亭もありました。
夫婦で営むその料亭は、京懐石のお店として知る人ぞ知る名店です。
私も、送別会や家族の記念日で何度か伺ったことがあり、吟味された食材で丁寧に作られたお料理を個室で味わうことができる場所です。

以前から話題には聞いていましたが、
高級感も伴い、なかなか敷居が高いと感じていた場所でした。
ある時送別会で利用してみたいと思い、ネットで調べてみるとホームページに辿り着いたので、
お店の雰囲気を知ることができました。
フォームより予約をしたのがきっかけでした。

その後、実際にお店に伺い、同級生と久々に話した際に、ホームページの話で盛り上がりました。
「とてもステキなホームページ!」「とても気に入っている」等々。

以上の流れから、
自分も同じデザイナーさんに依頼できることがとても嬉しく、なんだか未来が明るく見えた気がしました

しかしながら、そのホームページを「制作物紹介」として自社のサイトでは公開できないことを知りました。
当時、下請けとして制作されたからと伺いました。

そのルールを守り抜く姿勢からも、
確かな信頼へと繋がりました。

相手目線の想像力。
もし自分が逆の立場だったら?
依頼主の立場で考えられる配慮。

仕事では、絶対に逸れてはいけないルールがある。
誰から・何処からの仕事なのか。

どんなに優れた人でも、ルールを破り、
勝手な行動を取った時点で信頼は崩れてしまう。

だからこそ、見えないところでも
ルールを守り抜いている人へは、自然と信頼が寄せられるのだと思います。

そして、
優れた制作物は、参考にされることも多いと思います。

プロとして「参考にする」は、
類似にならないことでははいでしょうか。

類似ではなく、唯一無二になる。

小説や絵画でも、「影響を受けた」という話を聞きます。
それは、「真似」ではなくあくまで「影響」。
だから、説得力がある。

例えば、江戸時代の伊藤若冲の花鳥画。
「老松白鳳図」は、
鳳凰の白い羽に 赤いハートのような文様が有名です。

現代的で斬新な印象を受けますが、諸説を知ると奥が深いです。
(決して絵画に精通している訳ではなく、
好きな作品であり、数年前のブーム時により興味を抱きました。)

この作品の「真似」ではなく、「影響」を受けた作品はきっと素晴らしいのでしょう。

技術と知識と想像力。
そこにマナーやモラルを兼ね備えられた人間性が
加味され、確かな信頼へと繋がっていく。

それは、
場所や職種を問わずに言えることなのだと、
優れた方々を見ていて思います。

地方での仕事、狭い世界では、
人は必ず繋がる。
素人目にも「類似」は見抜かれてしまう。
「参考」は「唯一無二」になる為にあり、
「類似」になるならその人に頼めばいい。

基本的なモラルを守ってこそ、
説得力がある。

襟を正して進みたいものです。

栃木県矢板市のWebデザインと言ったら、、、

丁寧に制作して頂き、感謝です。


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